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シュールレアリスムの世界・・・その2


こちらの「カタログ・図録」カテゴリーでは、既に会期は終了したものの、特に印象深かった「書道展」や「美術展」の図録等をご紹介させて頂きます・・・では、書棚で誇りをかぶった図録たちを取り出して・・・遥か昔の美術展覧会の会場へ「タイムスリップ」してみましょう・・・



「シュールレアリスムの巨匠たち展」

会期:1983年(昭和58年)3月25日〜4月19日
会場: 船橋西武美術館(船橋西武店)


1920〜30年代にフランスを中心に巻き起こった「シュールレアリスム」(超現実主義)は、人間の内面や深層心理を追求した20世紀の芸術運動のひとつで、美術界のみならず社会変革運動にも大きな影響を及ぼしたそうです。そしてその影響を受けた作品は、まるで夢の中の出来事を具象化した様な、なんとも不思議な雰囲気を醸し出しています・・・

この展覧会で特に印象深い、思い出の作品を挙げると・・・

ルネ・マグリット「光の帝国」
カタログ表紙にも使われていますが、マグリットの代表作です・・・木々の向こう側には白い雲を抱えた青空が広がっています・・・が、木々のこちら側は夜・・・部屋の明かりが見えるのに、なぜか人気の感じられないその家の外壁には、ガス灯の影が、その灯りによって怪しく映し出されています・・・無機質で不思議な絵を描かせたら、この方が一番ではないかと・・・そう思います・・・この展覧会では、私が一番観たい作品のひとつでした・・・

ポール・デルヴォー「青い電車」他
この絵画に登場するのは、2両の青いトロリー路面電車と、まるでギリシャ遺跡の壁画に登場する様な冷たく、そして妖しい美しさを備えた半裸の女性達・・・この方の世界も、理解するのがなかなか難しい・・・まぁ、無理して理解しようとしなくてもいいか・・・この展覧会では、デルヴォー氏の作品がとても充実していました・・・

ロベルト・マッタ・エチャウレン「予言者」
ユ−モア溢れる楽しい方ですが、写真と某大国がとてもお嫌いな方だったそうです・・・

サルバドール・ダリ「デスティーノのために(女)」
この展覧会では、ダリ氏の作品は油絵よりもデッサンの方が印象深いなぁ・・・


現在、残念ながら「船橋西武美術館」は閉館されてしまいました・・・1フロアーの一画に設けられた「小さな美術館」ではありましたが、きちんとした企画の下で、とても良い作品展が開催されていました・・・いつの日か、また再開の日が来る事を祈りつつ・・・

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