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上の元湯「玉の湯旅館」・・・その2


福島県双葉郡大熊町の「上の元湯・玉の湯旅館」に一泊、お世話になりました・・・

住所は 福島県双葉郡大熊町野上字湯の神13−1、常磐自動車道「常磐富岡」ICから車で約15分、JR常磐線「大野」駅から車で約10分の場所にある天然温泉の旅館です・・・

こちらは、今から約400年前の慶長元年(1596年)の頃より、主に皮膚病や胃腸病に効く天然温泉として多くの人々から愛されてきた温泉だそうで、古くは相馬藩唯一の名湯であったことから、殿様の湯治場であったとの記録もあるそうです・・・

そして、この温泉を発見した初代玉林房氏から数えて、先代のご主人は何と二十三代目にあたるそうです・・・それにしても、何とも気の遠くなるような長い歴史ですねぇ・・・

それでは・・・先日更新した記事の続き・・・こちらの夕餉のご紹介をさせて頂きます・・・



こちらは、なんとも珍しい一品・・・「山芋の和風グラタン」・・・もちろん、初めて頂きます・・・

生地が柔らかめの熱々グラタン・・・滋味溢れる、素朴な味がとても魅力的な逸品・・・

中には、貝の小柱や小エビなどが入っていました・・・これは美味い・・・感動っ!



おっ、いわきの名産・・・「メヒカリ」の天ぷら・・・もちろん「レンコンのはさみ揚げ」も美味・・・

カラッと揚がった、熱々の天ぷら・・・もう、跳び上がりたい程の美味さ・・・はぁ、満腹・・・

・・・と思ったら、何と栗やキノコが入った「炊き込みご飯」や「桃」が登場・・・は?

あのぉ・・・量が少なめのプランの筈ですが・・・間違いでは?・・・無い・・・

食べ切れなかったご飯は、なんとお結びにして下さいました・・・



こちらは、デザートに出てきた・・・黄色い「桃」・・・ちょっと珍しいなぁ・・・

みずみずしい身がたっぷり・・・優しい甘さが魅力的な「色白美人」・・・

食べ切れなかったので、後ほどお部屋でゆっくりと頂きました・・・


はぁ・・・お腹がいっぱいで、温泉に入る気力が・・・ええい、今夜は寝るぞ・・・zzz・・・



翌朝、朝食を頂く前にひとっ風呂頂戴しました・・・ああ、足もゆっくり快方に向かって・・・

正直申し上げて、建物自体は昭和30年代を髣髴とさせる、ちょっと懐かしい感じがする建物です・・・掃除は行き届いていてとても綺麗でしたが、トイレは部屋の外の廊下を歩いていかなければなりません・・・今回、足の具合の良くなかった私には、正直ちょっと辛い場面はありました・・・が、それらをすべて忘れさせてくれるだけの、ご主人や女将さんや従業員の方々の温かい心遣いに沢山触れる事が出来ました・・・あれはとても嬉しかったなぁ・・・

旅館の周囲にはお店はなく・・・携帯電話は圏外・・・便利な生活に慣れてしまった我々には、ちょっと不便な事も多々あります・・・が、私たちがここに来る目的は、そんな日常生活からほんの少しだけ距離を置くために、こういった場所にお邪魔するのではないでしょうか・・・私が子供の頃、夏休みの家族旅行ってこんな雰囲気だったよなぁ・・・と・・・そんな事を、深い木々に囲まれた夏の香りと共に、懐かしく思い出す事が出来た今回の旅でした・・・

私たち一家が、宿の向かいに停めた車に乗り込むために、そこに見事に咲いていた紅い百日紅の木の下を通りかかった際・・・若主人とおぼしき方が、「よろしければ、家族写真を撮りましょうか?」・・・と、声をかけて下さいました・・・たぶん、花に見とれていた私を見て、わざわざ道路を横断してこちらに来て下さったのでしょうね・・・では、お言葉に甘えて・・・

樹齢約400年という、立派で・・・そして鮮やかな花を咲かせている百日紅の木の下で、大きくなった息子と元気なカミさん・・・そして、松葉杖をついた私というなんとも不思議な取り合わせの家族写真を見るたびに、私はこの宿をとても懐かしく思い出すのでしょうね・・・

もっとも・・・また必ずや近いうちにお邪魔したくなるという・・・そんな強い衝動を抑える自信が、ワタクシには全くありませんが・・・だって、帰りたくなかったもん・・・(笑)

青い空のはるか向こう側には、白い飛行機雲が・・・まるで、今回の私たちとこの旅館との嬉しい「ご縁」を象徴しているようで・・・ぜひ、また伺います・・・ありがとうございました・・・


コメント
シェルさん、おはようございます・・・ひがしの再出発、嬉しいニュースです・・・

八月の半ばに発症して、その都度別な場所を傷めて、もうかれこれ3週間ほど経ちますが、まだ松葉杖が手放せません・・・そろそろ、松葉杖なしで歩いてみようかと・・・
でも・・・お陰さまで思い出深い家族写真が撮れました・・・

携帯は圏外で、周囲には何も無く・・・でも、そこが気に入りました・・・今度は、一人旅がしてみたいなぁと・・・

従業員の方々の温かいお人柄と、素朴で滋味溢れる料理が素敵な宿でした・・・

  • 幹事長
  • 2010/09/04 8:10 AM
とっても素敵な温かいたびをしてきたようで

家族写真とともにですね

松葉杖は・・・ですがw

煮付けの素材も それぞれにグレードが高い美味しそうなお料理ですね

私も行ってみたい

なかなか自分だけの思いで旅先を決められないので・・・いつか いつか(*^^*)
  • シェル
  • 2010/09/04 12:40 AM
やなぎさん、おはようございます・・・

湯治に伺った心算でしたが、温かい人の心に触れて、身体も心も芯から癒されました・・・でも、今も食事には気をつけています・・・w

こちらの宿のすぐ向かいに「玉林房」という宿があり、他に周囲には何もありませんでした・・・これぞまさに「秘境」といった感じで・・・でも、とてもいい所です・・・

私も・・・今すぐにでも湯治に出かけたいです・・・

  • 幹事長
  • 2010/09/02 6:46 AM
おはようございます。
ご家族でのんびりされてこられたようですね。幹事長さんにとってはまさしく「湯治」だったようですね。でもあんなに美味しい料理を食べては・・・

確か玉の湯温泉には日本秘湯を守る会に加盟している「玉林房」という宿もあると思いますが、「玉の湯温泉」とは同系列なのでしょうか。

ともあれ、また温泉旅行に行きたくなりました。
  • やなぎ
  • 2010/09/02 6:24 AM
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