「民」という文字・・・



こちらは、「民」という金文の文字を、私が書いてみたものです・・・

この文字は、目を針で刺して見えない状態を表しているそうです・・・そしてそれは、物の本質が見えない・・・いわゆる支配される側の「無知」な一般大衆を表した文字だそうです・・・


「民」に共通する意味は、「暗い」や「見えない」だそうで・・・これに「目」を加え・・・目の前が暗いと『眠』(ねむい)・・・見えない仕掛けで獲物を掴まえる物を『罠』(わな)と呼びます・・・

こうして「民」に関わる言葉を並べてみると、何だか見下されているみたいで・・・政治家の皆さんが街頭演説で「国民!民衆!」を連呼しているのは、そういった潜在意識があるのか?


そろそろ選挙が始まります・・・皆様・・・きちんと目を見開き、将来を見据えた一票を・・・


「幸」について・・・


長年・・・とは云っても、たかだか四十余年ではございますが、「書」に携わる生活をしている私にとって、今や「文字」(漢字や仮名)とは切っても切れない縁の様なものを感じます・・・

それならば、普段使っている文字、「漢字」や「かな」に敬意を表して・・・また、その文字の成立や裏に隠れた真意の様なものに触れてみるのも、たまには面白いのではないかと・・・

そこで今回は、このような文字を取り上げて、その起源に触れてみる事にしました・・・



こちらは、「幸」という文字を甲骨文字をイメージして、私が書いてみたものです・・・

甲骨文字は、中国・殷(いん)時代に使われていたと考えられている中国で最も古い文字の一種で、獣骨や亀の腹側の甲羅等に刻され、主に占い等で使われていたようです・・・ 

この「幸」の文字・・・実は何と・・・「手錠」(てじょう)が起源なのです・・・

では、なぜ「幸」の文字の起源が「手錠」なのか?・・・「幸せ」と「手錠」って、まったく相反する物であると、誰もが考えると思うのですが・・・はてさて、いったい・・・その理由とは?

その由来は・・・昔、刑罰が非常に厳しかった時代・・・罪人として逮捕される(手錠をかけられる)事が非常に多い時代があったそうです・・・その時代には「手錠をかけられない」事・・・それは偶然の「幸せ」なのだと、実に「幸せ」な事だと・・・そう考えられていたそうです・・・

手錠をかけられないことが「幸せ」・・・それは偶然、たまたま運が良かった・・・そんな風に考えなければ生きては行けない時代があったという事実・・・何だかとても悲しいですね・・・

こういった漢字の由来もあるのですねぇ・・・今の時代は、まさにシアワセだなぁ・・・

(・・・と、はたしてひと言で片付けてしまって良いものか・・・はてさて・・・)

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